3月11日、小佐々地区コミュニティセンターにて、株式会社日本総合研究所の研究員である大野木洋輔さんを講師に招き、「小佐々地区の交通をどう確保するか」をテーマに研修会が開催されました。
この研修会は、小佐々地区自治協議会が主催したもので、小佐々町内の地区長、民生委員・児童委員をはじめ、福祉分野の関係者など41人が参加しました。
小佐々地区では、商店の廃業が相次いでおり、高齢者をはじめとする住民が買い物をはじめ通院などにも支障をきたしています。さらに、唯一の公共交通機関であるバスの減便も進み、外出が困難になっています。 このような課題を解消し、地域住民の交通手段を確保するために、皆で知恵を出し合おうと、今回の研修会が計画されました。
講師からは、国の地域公共交通の制度の概要や他の県の先進的な事例が紹介され、小佐々地区ではどのような方法が考えられるか、いくつかのアイデアが提示されました。
今後、小佐々地区自治協議会を中心に住民の移動手段の確保に向けて具体的に検討していくととしています。


